この度、皆様のご推挙により、歴史と伝統のある四日市ロータリークラブの2022–2023年度の会長を拝命することになりました。
ようやく新型コロナウイルスの猛威も落ち着いてきている状況において、四日市の5つのロータリークラブではメイクアップを再開することとなり、各クラブの活動やクラブ間の交流も活発になることを願っております。その意味においても今年度は重要な年度であると考えており、四日市ロータリークラブの第79 代会長として精一杯努めてまいりますので、一年間よろしくお願い申し上げます。
今年度RI 会長のジェニファー・ジョーンズ氏はテーマを「IMAGINE ROTARY」とし、世界中のロータリアンに、夢を描き行動することを促しています。テーマロゴは人のつながりとともにロータリーの7つの重点目標を力強く実現していくことを示しています。ロータリーの歴史117年目にして、初めての女性会長としてDEI(多様性、公平性、インクルージョン)の推進を掲げておられます。
国際ロータリーが未来形成委員会の動きを含め、会員増強に向け様々な方向性を模索しているなか、第2630 地区ガバナー高橋伸治氏はガバナー方針を「ロータリーの心と原点を大切に、描こう明るい未来を」とされました。ロータリーの心とは、「寛容の心を基盤とした友愛と信頼」、2つのモットーである「超我の奉仕」・「最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる」であり、原点とは「人づくり・真のロータリアンを育てる事」「つねに超我の奉仕を胸に」を地区方針と定め、日本らしい“利他の精神”の活動を今後も続けねばならないとされました。
そして、地区目標として7項目を定められました。
- RI会長テーマおよび強調事項の推進
- RI戦略計画を推進
- 会員増強・会員維持・クラブ拡大
- RIロータリー賞への積極的なチャレンジ
- 青少年育成の推進
- ロータリー財団補助金の積極的活用と寄付への理解と推進
- 米山記念奨学事業への参加と支援
また強調事項として地区の女性会員比率やマイロータリーの登録率についても活動方針とされました。
これらを踏まえ、当クラブの本年度テーマを、シンプルに「つながりと育み」といたしました。DEIの実践やロータリーの心と原点を大切にしていくためには、楽しく有益な例会を第一とし、人と人とのつながりによってその輪が広がり、各々が自然と育まれるようなクラブ運営ができれば本望であります。
コロナ禍からポストコロナに向け、四日市ロータリークラブの発展に微力ながら努めてまいりますので、皆様の絶大なご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。